子ども一人ひとりの発達に合わせ、
日々の生活と遊びを最も大切にし、
人として生きる大切な力を育む
保育園に通う子どもたちは、ご家庭の生活だけでは身につけられない多くのことを、日々の園生活の中で学びます。
たくさんのお友達や保育スタッフたちと過ごす中で、優しさや思いやりを育み、良い人間関係を築く力を身につけ、日々成長しているのです。
これら人間力ともいえる感覚は乳幼児期の環境の中で育まれ、成長した段階で身につけることはとても難しいとも言われています。
長渕保育園では、子どもたちが楽しい園生活が送れることを第一に考え、できるだけストレスを感じることの無いよう十分配慮を行いながら日々のお世話に努めています。あそびを通して心も身体も成長する。それが当園の目指す、保育のかたちです。


子どもが豊かに成長発達していくためには、「遊び」がとても重要な役割を果たしています。十分に遊びこむために、理論に基づいて確立された良質なヨーロッパの玩具を中心に、オリジナリティを持って開発されている日本の優れた遊具も厳選し、子どもたちに提供しています。これらは、子どもたちが楽しみながら自分の持っている能力を十分発揮できるように考えられているので、楽しそうに遊んでいる時ほどその効果は大きく働いています。
また、室内をそれぞれの遊びに適したコーナーに分けることで、自分の遊びたいものを見つけたり、遊びに集中したりすることが出来ます。子どもの遊びを豊かなものにしていくことを大切にしています。
幼児期「わらべうた」は昔、一般庶民のことを「わらべ」といった時代に、子育て・人育てのためにつくられた唄です。岩手県遠野のわらべうたを取り入れ、誕生から12歳頃までの子に、どの年齢ではどの唄を、と心と身体の発達にあわせてつくられています。
「閉じこもることもなく、人と一緒に生きていく人」をつくることがわらべうたの目的の一つとしてあります。大人に心をひらき、安心して依存し、相手を求め、相手と話したい、心を通わせたいと思う気持ちを育てていきます。「人を育てるわらべうた」として保育に取り入れています。
豊かな感性を育むのに大切な乳幼児期に、良質な絵本との出会いを提供したい。そのような願いから、毎日絵本の読み聞かせを行っています。良い絵本に沢山触れることで、人の話を聞く力が身に付き、集中力・想像力が養われます。子どもたちの探求心をくすぐる楽しい絵本等、貸し出しも行っています。豊富な種類を揃えています。
乳幼児期には、一人ひとりの発達、日課に合わせて離乳食を進めていきます。0歳児より全て陶器の食器を使用し、スプーンも発達に合わせて細かく変えていき、食べやすいように援助していきます。
栄養バランスを考えた和食中心のメニューを心がけ、旬の素材を使った安全で美味しい手作りの食事・おやつ作りや、「行事食・伝統食・絵本の中の料理」等、子どもたちが食べることを楽しめるように工夫し、子どもたちが豊かな食環境の中で食べる意欲を育めるように、調理室と連携しながら子どもたちの「食」について大切に考えています。